4月 2012

PICTURE DIARY 0604FR2012

午前10時10分、ピナバウシュの名作「コンタクトホーフ」を踊る、あるいは表現しようとする少年少女を記録したドキュメンタリー映画「夢の学校」を観る。涙が自然に流れる。一度も踊ったことは無く、ピナバウシュも知らない少年少女4 […]

PICTURE DIARY 05042012

LAD MUSICIANの12-13AW COLLECTION。代々木第二体育館の館内とBAND、NOVEMBERSのライブ音響。メンバーの動き、パフォーマンスとプレスリーをテーマにしたモデル達のリーゼントの髪とコスチュ […]

PICTURE DIARY 0404WE2012

鎌倉へ。KICKAPOOの30周年DMのミーティング。喜内さんと矢澤さんの知る人ぞ知るブランド。美大時代からの友人。自分たちが信じたものだけを作り続けて来た。卸はしないので、鎌倉のお店へ買いに行く。矢澤さんは気骨のある人 […]

PICTURE DIARY 0304TU2012

人間は自分を大きく見せたい。見たことの無いもの聞いたことの無いものを作りたいと考える。けれども人は見たことも感じたことの無いものを作ることは出来ないと言う。この世界に存在するものをお手本にして新しいものを作り続けて来た。 […]

PICTURE DIARY 0204SU2012

旅とは冒険だ。まだ見ぬ自分と出会うこと。向かい合うこと。日常の軌道を切り換え分岐する。昔、旅に出ることは二度と帰れない、帰らないかも知れない別れだった。太古の人々が食料や獲物を求めて移動する。南へ。雪の山脈を越えて氷河を […]

PICTURE DIARY 0104SU2012

エイプリルフール。ちょっとした悪戯をしてもよい日。だけど、この日に子供の時以来悪戯をしたことが無いな。何となく気付くともう夜だったりして。悪戯出来なくて残念だといつも思う。それにしても、悪戯を仕掛けられたことも無い。バレ […]

PICTURE DIARY 3103SU2012

風と雨が強い。桜のつぼみは固そうだがもう一息だろう。星のアトリエの梅の花はほとんど散りかけている。手水の脇の水仙は昨年工事に入った際、踏まれ荒れ果ててもうだめになってしまったかと思っていたが、のびのびと咲いて眼を喜ばせ、 […]

PICTURE DIARY 3003FR2012

世界最古の洞窟壁画シュベールのドキュメンタリー映画を見る。3万2千年前に描かれたという壁画はフランスのロアール川沿いの洞窟で1994年に発見された。すごい筆力であることは画面を通してでも伝わる。実際に見れば圧倒されるだろ […]

PICTURE DIARY 2903TH2012

BEAMS社のブランド、BEAMS LIGHTSの初めての旗艦店が2店舗オープンする。その2つの店のために壁画を描き上げる。2人の男女、幼馴染のそれぞれの旅と出会いを主題にした洋服が4月にデビューする。「旅 BとLの 永 […]

NEWS-BEAMS LIGHTS HIKARIE SHOP OPEN

BEAMS LIGHTS 渋谷ヒカリエ店が4月26日オープンします。本日の内覧会にも多くのお客様に来ていただき、スタッフも微笑みが絶えません。画像はミックのテキスタイル、ダブチェックのワンピースを着たBEAMS LIGH […]

PICTURE DIARY 2803WE2012

朝から一生懸命絵を描いた。ある仕事のために50枚描いたけど時間が許せばもっと描きたい。面白くてたまらないんだ。絵を描いてデザインする。デザインに従って絵を描くのではないよ。横田チーフがデザインするけど楽しんだかな。絶妙な […]

PICTURE DIARY 2703TU2012

予定が予定の通りには行かず、思ったことが思ったようにはならない日。それが今日。大きな問題ではないけれど、少しずつ食い違う。したいと思うときにしたいことが出来ない。時間が30分ずれたばかりに全てがずれる。あるいは無くなる。 […]

PICTURE DIARY 2603MO2012

博多から東京へ。「のぞみ」で5時間程。行きと帰りに車中で絵を一枚ずつ仕上げた。さすがに「のぞみ」は揺れが少ない。多少揺れても描けるもので、揺れを相殺する描き方を会得したもよう。移動時間の中で絵を描き、本を読み、食事をして […]

PICTURE DIARY 2503SU2012

博多のキャナルシティで岡部八郎氏主催のイベントに参加。一昨年まで能古島で開催していた「ウクレレバイキング」が「キャナルハワイアンホリデー」と名を変えて新しいスタート。今までは毎年イベントのためにフラダンスやウクレレをモチ […]

PICTURE DIARY 2403SA2012

塙氏のアトリエにてSKYTREEの内輪の打ち上げ会。塙氏の東宝スタジオ壁面の「七人の侍」は、横尾忠則画伯をしてこの人に弟子入りをしたいと言わしめた程の筆力。今回はその筆力で僕の絵を再現してくれた。全く見事の一言に尽きる。 […]

PICTURE DIARY 2303FR2012

雨が降り寒い。今年は桜の開花が遅い。この様子だと4月の初め頃になるのかな。人の感覚だと、少し暖かな日があって、少し寒い日があると大分寒く感じる。人の身体は毛皮のある動物と違って、冬の毛や夏の毛と言うようには分かりやすい変 […]

PICTURE DIARY 2203TH2012

誕生日というのはこの上もなく個人的な記念の日だが、この世界に生まれて来た日を年に一回祝うことは、正月を祝うこと以上に意味のあることだと思う。一体人は、人々はどこからこの世界に来るのだろうか。あの世からなのか。お彼岸の間に […]

PICTURE DIARY 2103WE2012

ハービー山口さんの写真、LAICAのギャラリーに見に行く。12点あまりのプリントが壁に架かり小ぢんまりと佇まうが、内容は厳選されて、濃く深くそして軽やかな見応えの最高のものだ。写真として眼に写るものとその背景が言葉で綴ら […]

NEWS-BEAMS LIGHTS DIVERCITY

ミック・イタヤがお手伝いさせていただいている、BEAMS LIGHTSのフラッグショップがお台場、DIVER CITYに4月19日グランドオープンいたします。ミック・イタヤがデザインするテキスタイルを使用したカットソーや […]

PICTURE DIARY 2003TU2012

春分の日。快晴。暑さ寒さも彼岸までと言うけれど、今日あたりを境にして暖かくなって行くのだろうな。星のアトリエの小さな庭の紅梅、白梅も陽を浴びてほのかな香りを漂わせている。朝、パンを買いに公園の方へ歩くが公園の中には入らな […]

CURONECOMIC 61

PICTURE DIARY 1903MO2012

野宮真貴30周年記念ライブ。残念ながらお祝いに駆けつけることは出来なかった。野宮さんは大好きな歌い手だ。80年代から未来まで、僕らのクイーンは暖かくクールな歌声で、音楽とファッションのランナウェイをモデルのように歩く。と […]

PICTURE DIARY 1803SU2012

涙が流れた。馬頭琴の話だ。モンゴルの羊飼いの少年が、ある日、親の居ない白い子馬と出会う。美しく力強い馬に成長し、競走に参加して勝者には王様の姫君との結婚と褒美が約束されていたが、王様は白い馬に乗って一番になった薄汚れた羊 […]

PICTURE DIARY 1703SA2012

今日は一日雨。中学、高校時代に仲のよかった二人の友人の誕生日。何故か毎年思い出す。二人には今年の正月2日に、水戸の幼稚園からの友人、薗部のレストランで美大を目指していた頃以来の再会をした。少年の頃、同じ場所に生きながら、 […]

PICTURE DIARY 1603FR2012

T.E.カーハートの「パリ左岸のピアノ工房」を途中まで読んでいる。子供の頃からピアノが好きだった少年が大人になり、子育ても一段落して、仕事も自由な時間を選んで出来るようになったある日、パリの住居の近くにピアノ工房を見つけ […]

PICTURE DIARY 1503TH2012

ベレロフォン、ギリシャ神話の英雄。ペガソスに乗り、冒険旅行に出る。リキュア王に命ぜられた無謀な冒険だが、キマイラを退治し、アマゾン族を征した。キマイラとはキメラのこと。一個体の内に遺伝子型の異なる組織が入り交じること。ア […]

PICTURE DIARY 1403WE2012

僕は水戸で生まれ育ったので納豆が大好きなのは言うまでもない。子供のころは朝晩の食卓にたっぷりの葱を混ぜた納豆が必ずあった。今も一日一食は納豆を食べる。納豆売りはどの地方にもいたかどうかは知らないが、毎朝自転車に乗ってやっ […]

PICTURE DIARY 1303TU2012

今日は朝方少し冷えた。暖かくなって少し寒い日があると、とても寒く感じる。根をつめた仕事に一段落を付けて外出。書店とCDショップへ。両方共に苦手な場所だ。本やCDを見る喜びよりも、店にある本やCDが身にまとった、こっちを見 […]

PICTURE DIARY 1203MO2012

全くの運動不足なので、せめて散歩に出る。近くの公園でベンチに座り、噴水を眺めながらぼんやりとする。噴水の吹き上がった水の頂点が一瞬無重力になり、その水の煌めきと言えば宝石のよう。太陽に暖められた木製のベンチと、微かな水飛 […]

CURONECOMIC 60

PICTURE DIARY 1103SU2012

東日本大震災から一年が経つ。14時46分、黙祷する。この国の、あるいは世界の地震を防ぐことは出来ないのだろうか。より正確に予知する方法は無いのだろうか。地震や津波に対して安全な建築の仕組みを考え出せないのだろうか。復興の […]