9月 2012

PICTURE DIARY 2609WE2012

星のアトリエはそこそこ古い建物で、多分昭和20年代の終わりか30年代の始め頃の建築だと思う。以前にもリビングの吹き抜けの天井から雨漏りがしたり、古い電気の配線は電気の流れが不安定でデザイン作業用のコンピューターにとって都 […]

CURONECOMIC 81

PICTURE DIARY 2509TU2012

急に夜など寒いので体が大分冷えるようになった。ハンドミラーの納品に街を廻る。空はやや重く、明るいグレーの雲に覆われて、雨粒が落ちて来ないのが不思議なくらいだ。保湿性の高い雲なのだろう。訪れたショップのスタッフに、もう今か […]

PICTURE DIARY 2409MO2012

この間まで星のアトリエに在籍していたM女史に男の子ができた。H君はまだ9ヶ月の小さな紳士だが、テーブルを両手で叩いてリズムの研究をしたり、手の甲や指を吸ってラッパの練習をするのが最近のご趣味のご様子だ。音楽に造詣が深いら […]

PICTURE DIARY 2309SU2012

朝、目覚めたら雨音がするのでそのまま昼過ぎまで眠る。幾らでも眠れそうだ。ぼくの幼時に、ご飯を茶碗に盛りつけて出しても、どうしても手をつけず食べないことがあった。どうしたものだろうかと両親は困ったのだが、そのうちにお櫃から […]

PICTURE DIARY 2209SA2012

秋分のお彼岸。菩提寺の住職と世間話。先代はまだまだお元気で、今日も一緒に提灯の話などした。在職60年余。現役のまま現住職に道を譲られたのだが、そのような例は全国の寺の中でも珍しいのだと言う。ホームセンターの十字路には、こ […]

PICTURE DIARY 2109FR2012

STUDIO AZZURROの展覧会オープニングレセプション。川崎市民ミュージアムへ。STUDIO AZZURRO結成30周年、川崎市民ミュージアム開館25周年の記念展ということでもある。「KATARIBE」と題した都市 […]

PICTURE DIARY 2009TH2012

歌舞伎の世界の話で、誰の話であったか定かではなくなってしまったが、老境の、女形を極めた大役者が、今は盛りの当代切っての人気役者に言った言葉。「歳を重ねて芝居はだんだん上手くならない。むしろ下手になって行くものだ」と。精進 […]

PICTURE DIARY 1909WE2012

今日の夕焼けは格別にきれいだった。太陽が沈みかけた西の空には雲が多く、光の筋が幾重にも重なって旭日旗のように光芒を放っていた。真上の空にはまだ真昼の青水色が広がって、所々に浮かんだ雲がピンクオレンジに染まって流れて行った […]

PICTURE DIARY 1809TU2012

本当にたくさんの星がキラキラと光った。写真スタジオを出る時に、足元に気を付けてくださいね、と言われたので足元には充分に気を付けていたのだが、出入口手前の薄暗がりに、頭上に低く梁が渡してある所があり、そこに頭をぶつけた。そ […]

PICTURE DIARY 1709MO2012

久し振りに東京ミッドタウンへ行った。回廊形式の各フロアはゆったりとしていて、回遊してウインドウショッピングをゆっくりと楽しむことが出来る。レストスペースやプライベートなスペースに余裕があり、改めて心地好いと感じた。個性の […]

PICTURE DIARY 1609SU2012

近所からは祭囃子の音が聞こえる。外に出ると神輿が交差点の日陰に休んでいる。ぼくの二代目のアシスタントだったY女史の一人息子がウィーン少年合唱団に入ることになった。4年間の寄宿舎生活を送る。1年のうち半年程は公演で世界中を […]

PICTURE DIARY 1509SA2012

鋤田正義写真展SOUND AND VISIONを見に行く。今日は写真展をプロデュースした立川直樹氏と鋤田正義氏のトークショーが開催の予定で、お昼頃の会場は、チケットカウンターでトークショーについて問い合わせる人や、会場内 […]

PICTURE DIARY 1409FR2012

今日も水戸から由元氏に来ていただいてすずも提灯のデザインミーティング。8つのデザインを選び図面を起こす。作業が順調に運べば、10月末のDESIGNTIDEには10種類の新しくデザインした火袋が並ぶ。続いてパッケージのミー […]

PICTURE DIARY 1309TH2012

午前中から午後にかけて外でのミーティング。途中、最終日となったTOKYO CULTUARTの「This is Zine」展を見る。 DMO ARTS谷口氏、星のアトリエに来る。12月の大阪での展覧会についてミーティング。 […]

PICTURE DIARY 1209WE2012

北東方向の積乱雲、立派だった。あの雲の下は大雨なのだろうか。子供の頃、いつも遊んでいた道のこちら側と、あまり行ったことのない向こう側との境目に立ち、こちら側は雨が降っていなくて、向こう側はザーザー降りの雨で、みちの真ん中 […]

PICTURE DIARY 1109TU2012

すずも提灯の火袋デザイン、20点程スケッチする。自然をテーマにして。今のところはとりとめの無い状態。明日の午後、数を絞り込みラインナップを決める。まだまだ暑さが厳しく頭が働かない。何でも熱を持ち過ぎてアツくなると機能しな […]

PICTURE DIARY 1009MO2012

大阪での個展準備に本格的に入る。12月のクリスマスの頃、大阪三越伊勢丹のDMO ARTSで。大阪での個展は2004年の2月、dig me outでの展覧会以来になる。長いご無沙汰。ギャラリーからのリクエストはクリスマスの […]

CURONECOMIC 80

PICTURE DIARY 0909SU2012

景色があるといいなと思う。内外に限らずホテルや旅館などに宿泊する際に、部屋の窓から見える景色は何よりも重要だ。景色が無ければ部屋の居心地がいかに良くても趣は半減し、どのような最新の設備が備わっていたとしても充分とは言えな […]

PICTURE DIARY 0809SA2012

森から帰ると東京は別次元の世界。好きな場所があるって本当にいいな。自分の気持ち良く解放された心を素直に表わすことが出来るのは素敵なことだ。好きな場所にだけ、点と点を線で結んで移動する。厭だと思う場所には二度と行く必要は無 […]

PICTURE DIARY 0709FR2012

渓流の岩の上に座って水の流れるのを見ている。上流から下流に向かって。現在が岩の上にある。上流が未来で下流が過去。そして海は記憶の溜まり場。上流は過去で、下流は未来。そして海は夢の溜まり場。流れの中の小さな岩の上に、苔が生 […]

PICTURE DIARY 0609TH2012

池袋へ。取材。メガネのお店OWNDAYSとのタイアップで古くなって使われなくなったメガネフレームに新しいレンズを入れて、心機一転、復活させて再び使用できるようにしよう、というmono magazineの企画。長年メガネケ […]

PICTURE DIARY 0509WE2012

OBANDOSのリハーサル。明日のU.F.O.CLUBでのライブのために一回。今回は長い間ライブに参加できずにいたナギちゃんが久し振りのカムバックステージなので、ナギちゃんの歌の部分をやや重点的にリハーサルする。歌と言っ […]

PICTURE DIARY 409TU2012

午前中スカーフの打ち合わせなどして、午後からは外へ。恵比寿で一件ミーティング後銀座へ。銀座三越さんのクレデュボヌールで手鏡のお買い場を見て、イメージを具体化するための意見交換。スタッフの皆さんと少しお話をして内容が明確に […]

PICTURE DIARY 0309MO2012

夜、渋谷で映画「クレイジーホース」を観る。問題は提起するけれど着地点が無いプロセス。帰りに寿司を食べる。寿司や天婦羅はパパッと食べるに限る。今日は一日外で打ち合わせの日。あまり暑くはなかったので少しは楽。「BEAMS L […]

PICTURE DIARY 0209SU2012

昨日、久し振りの雨になる。身も心も休まる。コンパクトミラーのデザインを考える。カリグラフィックな一筆描きの絵柄はどうかとスケッチをしたり、トレースをしたり、ラインを決めて洗練する。絵やデザインに限らず直感は最も大切で、第 […]

PICTURE DIARY 0109SA2012

若い友人の結婚式とパーティに招かれる。美しい新郎新婦の晴れ姿に瞳が潤む。自然な気持ちの行き届いたパーティで、心から和んだ。料理も程好く吟味されて、魚も肉も体におさまりが良かった。弦楽四重奏とピアノが、宴の空気を高い次元に […]

PICTURE DIARY 3108FR2012

初めてドラムのセットを買うとき、楽器は最高のものを手に入れなさい、と物知りの人は言った。高いものを買えば、おいそれともうやめよう、と言わないからね、と笑いながら。一眼レフのカメラを買うとき、カメラ屋の主人は真剣な顔をして […]

PICTURE DIARY 3008TH2012

一昨日、鈴茂の隆ちゃん、由元氏と話をしていて子供の頃には軍歌を唄いながら遊ぶようなことがあったことを思い出した。両手を広げて自分が零戦のパイロットで撃墜王のつもりになってキィーン、ブーン、ダダダダダッと両の手のひらを方向 […]

NEWS-OBANDOS LIVE U.F,O,CLUB TONIGHT!

今夜!ミックが参加するOBANDOSがU.F.O.CLUBに出演!! ステージは19:30-20:15を予定! 詳細はこちら http://www.ufoclub.jp/

PICTURE DIARY 2908WE2012

夕焼けが美しく短時間のうちに空の青と雲の橙色から橙桃色に移って、夕陽のやんわりと射る光が逸れて軽い灰色になり、やがて夜空の闇にうっすらと混じり込み夜の黒になる。東に満月に近い月がおぼろに輝いているのに気付く。あそこまで行 […]

PICTURE DIARY 2808TU2012

ぼくがこんなはずじゃないなと思うことのひとつに、ものを作って売るということがある。小さな頃からものを作って売るようなことは考えたことも無く、ただ絵を描いたり工作したり、鬼ごっこをしたり野球をしたりが大好きな毎日で、駄菓子 […]

PICTURE DIARY 2708MO2012

光。それによって知覚することの出来る実体。50億光年の彼方からの光。50億年前にその星々が存在した証し。そして闇。闇の中で感じることの出来るかたち、伝わる音の輪郭や触覚によって知覚する。宇宙の広さや大きさは時空を超えて想 […]

PICTURE DIARY 2608SU2012

恵比寿ガーデンプレイスで野外映画。イギリスBBC製作のドキュメンタリー映画「ROCKET MEN」邦題、「宇宙へ」を観る。NASAの映像を使用してテンポの良い編集がなされて98分はあっという間だった。終わって爽やかなもの […]

PICTURE DIARY 2508SA2012

初めて買ったレコードはBEATLESのヘイジュードだった。確か中学二年生の時だと思う。野球部の後輩の田所君と野球の練習をしながら「ヘイ!ジューン!」と唄っていた記憶がある。ジュードというのが何の意味があることかわからなか […]