1月 2016

PICTURE DIARY 1901TU2016

ネコたちが屋根から落ちる雪の音に怯えている。雪とはどんなものか知らないからね。

PICTURE DIARY 1801MO2016

夜来の雪が朝になり雨に変わりシャーベットになる。浄化の雪。降り積もる全てに祝福を与え清めるようだ。雪が降ると感じること。美しい結晶の、白くフワリと軽く柔らかく、デリケートな雪が汚れていく。この世界の隅々の微かな不浄を清め […]

PICTURE DIARY 1701SU2016

今日は観音菩薩にご挨拶する。観音菩薩と勢至菩薩、阿弥陀仏を助け、両隣に居る。片や求める者の心に応じ、自在に変化する。片や知恵の光で無上の力を得させる。そのような関係は三位一体となり、入れ代わり立ち代わり、くるくると巡るよ […]

PICTURE DIARY 1601SA2016

肝とかポイントとか軸とか、外したくない。外したらどうする。外れるからには、収まる場所がある。基本を見定め、慌てず手当てする。

EXHIBITION-すずも提灯展京都

未来の照明器具、「すずも提灯展」を伝統文化が息づき、独創的、革新的な都、京都で開催いたします。京都、そして関西では初の開催です。 この展示販売会で初めて披露されるペンダントスタイルの提灯や、ミック・イタヤ直筆の限定提灯、 […]

PICTURE DIARY 1501FR2016

籠りがちな仕事なので、太陽を浴び、人に会いに街へ出る。日向を選んで歩く。

PICTURE DIARY 1401TH2016

世田谷の一画に、自身で町を作る知人がいる。住みたくないものは造らない。樹齢150年は経つであろう大木が何本も、モダンな建物の中を貫通して伸びやかに生きている。一帯は大まかに三つのエリアに分かれて、それぞれが特徴的な建築群 […]

PICTURE DIARY 1301WE2016

打ち合わせで水戸へ行く。首都高で事故と故障車、途中のパーキングエリアで予定していた昼食を摂りそこねる。到着し、近所でおにぎりを買い頬張る。おにぎりを食べる姿に、おにぎりが似合わないと笑われる。

PICTURE DIARY 1201TU2016

生き物には魂が宿り、存在を示す印が両の眼から迸り出ている。眉間を中心に鼻や口元に、高貴な野生が貌となり息衝き、要求を顕す小さな声を発し、聞く。今その時生きる時。今その時生かす時。

PICTURE DIARY 1101MO2016

David Bowieが宇宙になった。ただ感謝あるのみ。この星に残された者が受け継ぐ。

PICTURE DIARY 1001SU2016

倉庫に移動する予定で星のアトリエに保管してある作品の中で、梱包が静電防止されていない数点の作品を静電防止素材に包み替える。ビニール系の素材などを不用意に使用すると、細かい塵が付着し、さらに湿気と乾燥に晒されると取り返しの […]

PICTURE DIARY 0901SA2016

あらゆる意味で、遥か彼方に居る人に届く作品。絵でも音楽でも。西洋のものであり東洋のものであり何よりも日本のものであるように。音楽とゲームをプロデュースする知人からアナログレコードが送られて、そんなことを感じた。

PICTURE DIARY 0801SA2016

ハープ奏者、グザヴィエ・ドゥ・メストレのソロコンサート。紀尾井ホール。黒いシャツに黒いパンツ、均整のとれた体つきで颯爽とステージに現れる姿はロックミュージシャン。明るいステージの中央に、展覧会のオブジェ然として置かれた、 […]

PICTURE DIARY 0701TH2016

新年雑感。新年早々、人生楽ありゃ苦もあるさ、とか七転び八起き、あるいは三歩進んで二歩さがるなど、頑張り、根性、努力、そんな言葉の波が押し寄せて来る。まあ気楽に過ごせる時代ではない。人生楽!ありゃ?苦もあるの?とか七喜び八 […]

PICTURE DIARY 0601WE2016

星のアトリエは明日から仕事初め。ゆっくりと休むことが出来た。もうすでに良いスタートがきれていると感じる。初詣する。

PICTURE DIARY 0501TU2016

今日もひたすら休養にあてる。安息はあれど安泰は無し。今年の動向は松の内に現れると感じる。出来る限り自然に、感じるままに過ごす。太陽を浴びて昼寝は気持ちがいい。

PICTURE DIARY 0401MO2016

さらにゆっくり休む。シルヴィ・ギエムのドキュメンタリーを見る。何か作り上げるのは、子供の遊びの延長だと改めて確認する。ルイ16世時代の女装の剣士の存在を知る。東洋と西洋の交わりについて考察。

PICTURE DIARY 0301SU2016

渋谷ヒカリエに行く。BEAMS LIGHTSへ年始の挨拶と、取り寄せて貰ったSOLANGEシャツの受け取り。路上はそうでもなかったが、建物の中やショップには多くの人でごった返し驚いた。訊くと昼頃は閑散としていたらしいが、 […]

PICTURE DIARY 0201SA2015

ぐっすりと眠りゆっくりと食事。体と心を休め手入れする。描き初めする。

PICTURE DIARY 0101FR2016

そこにあるべき相応しいものがそこにあるセンス。何でもない当たり前が当たり前に存在し行われるセンス。美を求める気持ちと心の無言の交わり。語る必要のない深い理解。今から語り継がれる新しい伝説と神話。欠落し削ぎ落とされ忘れ去ら […]

PICTURE DIARY 3112TH2015

午前中いっぱいゆっくりと眠る。午後は残った片付けものなど少しする。やっと手を付けることが出来た年賀葉書を書きながら、今年出会った人や出来事、そして来年のことを想う。

PICTURE DIARY 3012WE2015

撃つぞ!手を上げろ!という夢を見て眼を覚ますが、そう言ったのは僕だった。

PICTURE DIARY 2912TU2015

会社の仕事納め。今年も星のアトリエのスタッフの皆には大変助けていただいた。充分な礼を出来たとは言えないが、大いなる感謝の気持ちは伝えたい。来年のテーマは「よろこび」。少しでも多くの笑顔を描く。微笑み、笑い声、歌声、響かせ […]

PICTURE DIARY 2812MO2015

星のアトリエ大掃除。アトリエ周囲の枯葉などを片付けて、それぞれに分担した受持ち場所を掃除するが、案の定なかなか終るものではなく、明日の午前中も大掃除に当てる。それにしても、ぼくの掃除は模様替えの趣があるものだから掃いたり […]

PICTURE DIARY 2712SU2015

午前中から予定があり出掛けるが、何度か訪れたことのある場所なので時間も読めるし、リラックスして車を走らせたが、途中、歩行者天国にぶつかる。日曜日。そう言えば日曜日に通ったことはなかった。迂回路の案内もないので勘を頼りに走 […]

PICTURE DIARY 2612SA2015

自分の思考回路がレコードの溝のように一定だなと呆れる。だからと言って針が飛ぶような変化では音楽を楽しむことは出来ない。回転数を変えたりしたらこれもまた根本的な解決にはならない。針やカートリッジを変えてみるか、レコード自体 […]

PICTURE DIARY 2512FR2015

星のアトリエでクリスマスランチ。とは言ってもカジキマグロのお弁当で。チキンがいいなとリクエストしたのだが、目指した弁当屋にはクリスマスになぜかプルコギのチキンしかないらしく、辛いものが苦手なので何となくみんなカジキマグロ […]

PICTURE DIARY 2412TH2015

GONTITIクリスマスコンサート、紀尾井ホール。GONTITIの二人とバイオリン、チェロ各一台。クラシックのコンサートホールならでは、弦が入るとさらに活きる。今年はGONTITIと一緒に多くの時間を過ごした。来年も何か […]

PICTURE DIARY 2312WE2015

Artcomplex Center of Tokyoで10号展のクロージングとクリスマスパーティー。怪しげなサンタクロースなど居て賑やか。来年の個展のことなど話す。やっと年賀葉書の準備に手を付ける。大切な仕事なのだが、つ […]

PICTURE DIARY 2212TU2015

さあ、大掃除と言って一度には出来そうにないので、毎日少しずつ小さい掃除をする。残すもの捨て去るものどうしたものか決めかねるもの、年の瀬のせわしなさが、拍車をかけるように判断を迫るので、いつもより努めて急がないようにする。 […]

PICTURE DIARY 2112MO2015

会得したい、辿り着きたい境地はあるが、今は手応えはない。己の裡にあると感じるが、顕れない。毎日無我夢中でも、まだまだ年月が要る。すでに着ているものを脱いで裸になるのは難しい。難しいと思ううちはかなり難しい。人間本来無一物 […]