2月 2016

PICTURE DIARY 1802TH2016

目黒雅敘園を最後に訪れたのは、新しい建物になる以前だったので、地下二階の駐車場に車を入れてエレベーターに乗り、一階で扉が開くと、ここは何処だ?と現実と過去の記憶の断崖に畏れにも似た戸惑いを覚える。アトリウムの中のカフェや […]

PICTURE DIARY 1602TU2016

人は毎日同じではない。毎日変わる。一日として同じ日が無いように。コピーは存在しない。コピーというオリジナルがあるのみだ。

PICTURE DIARY 1502MO2016

夕方、外出から戻ったスタッフが、ちょっと霰が降ったと言っていたが、暗くなって急に寒くなった。アトリエに籠っていると外の様子が分からない。籠るというのはそう言うこと。

PICTURE DIARY 1702WE2016

小さな絵が二枚仕上がる。二枚は同じ構図で同じ色彩の双子の作品だが、対ではない。生まれたばかりの絵のそれぞれの旅の始まり。

PICTURE DIARY 1402SU2016

昨日今日とかなり暖かい。アトリエの紅白の梅が揃って咲いたのは四日前。

PICTURE DIARY 1302SA2016

昼過ぎまでみっちり絵を描いて、青山のアンティークマーケットへ。そこに僕を待つ物は無かった。待ち合わせたT氏とお茶。カセットテープの話題で盛り上がり、中目黒辺りに最近オープンしたというカセットテープを販売する店に行く。その […]

PICTURE DIARY 1202FR2016

叔父に会いに行く。久し振りの世間話に花が咲く。叔父さんは、中国の古典、漢文学を専門にしている。市内の文化センターで講座を開いているが、受講するのは学校の先生を退職したような博学な人が多く、頻繁に旧家の蔵に眠る古文書などが […]

PICTURE DIARY 1102TH2016

紀元節。神武天皇即位の日を定めた祝日。絵を描くが、数年間下描きしたまま眠らせていた二枚のキャンバスに、モチーフのラインを引き直して着彩を始める。今更ながらに線の作家なのだなと思う。気持ちがいい線の連続が好きだ。そしてその […]

PICTURE DIARY 1002WE2016

毎日の雑多な仕事の合間を縫って絵を描く、という感じになっている。デザインの女神とアートの天使が微笑みをくれるのを良いことに、短く集中して、さっと離れる。しばらくしてまた飛び込む。この頃の作品製作のリズムは出入りの激しい取 […]

PICTURE DIARY 0902TU2016

日本橋人形町の洋食屋、二階の座敷で昼食をとる。三人それぞれに弁当、カキフライ、グリルドチキンを頼む。食後に名物のプリンということになり、二人はコーヒー、僕は紅茶を注文しようと、中居を呼んで「コーヒー二つと紅茶一つ」と言う […]

PICTURE DIARY 0802MO2016

アトリエの近所のマーケットが急に店仕舞いした。閉店セールなど、何の予告も無く、A4の閉店を知らせる挨拶の張り紙に、長らく世話になったこと、やむを得ない事情の有ることなどが記してあるが、それ以上の具体性は無い。近くて何かと […]

PICTURE DIARY 0702SU2016

絵を描く。全霊を込める。僕に出来る一番のことをする。たった今の精一杯を手向ける以上に方はない。今日という日の大切。

PICTURE DIARY 0602SA2016

昼までゆっくり過ごし、午後は日暮れまで絵を描く。

PICTURE DIARY 0502FR2016

動くと新しいものが見える。見ているものの見え方が変わる。

PICTURE DIARY 0402TH2016

立春。素晴らしい午後。渋谷のカフェでお茶の時間を過ごす。親しい友人の家に来たような雰囲気が心地良く、時を忘れさせ、日常からそっと連れ出す。久し振りに会う素敵な友人とのひととき。西陽に目を細めながらとりとめもなく話し、紅茶 […]

PICTURE DIARY 0302WE2016

節分、豆まき。午前中に皆で。福茶をいただき豆を食べる。夜、サラーム海上氏の食事会へ。トルコ料理の数々。どれも美味しいものではあったが、乾燥して煉瓦のように固形にしたヨーグルトを、削って作るというスープが珍しくもあり、印象 […]

PICTURE DIARY 0202TU2016

古い友人から、ROCK BARを始めると連絡が来た。長年の夢を実現した心意気に乾杯する。多分20代の知り合った頃から言っていたと思う。ついに。リクエストがあっても、自分の好きな曲しかかけないだろうな。ROCKな魂を持つ男 […]

PICTURE DIARY 0102MO2016

さほど気温は低くないのに寒さを強く感じる日があるが、肩寄せ合って凌ぐような、人知れず大袈裟な今日はそんな日。本格的に展覧会の作品のための準備に入る。一日の仕事の流れの中で、絵を描くための、いつもよりさらにまとまった時間を […]

PICTURE DIARY 3101SU2016

ナイスとアリスの兄妹はとても仲良しだ。ナイスは男の子らしく堂々としておおらか。アリスは女の子らしくおしゃまだ。捨てネコだった二匹は、お互いに助け合って生きて来た。それでも兄のナイスは母親の愛情を受けて育つ間があったのだろ […]

EVENT-OBANDOS LIVE

ミック・イタヤが参加するバンド、OBANDOSのライブが、来る2月23日火曜日、六本木、「新世界」で開催されます。9人のメンバーそれぞれが工作して創りあげた、個性的な楽器の織り成す、目眩く官能の世界をお楽しみください。当 […]

PICTURE DIARY 3001SA2016

参道に七味屋が店を張っている。 小柄で痩せた、ツルッとした親爺が ガラスの入れ物の向こうにいる。 近付いて尋ねる。 「唐辛子は無しでどう?」 「唐辛子無しじゃ七味じゃねえなぁ」 「あんまり辛いのは止めておきたいんだけど」 […]

PICTURE DIARY 2901FR2016

今夜は雪が降るという。午後はずっと雨が降り続いている。京都では提灯の展覧会が始まった。どうぞ素晴らしい会になりますようにと願う。京都では大きな展覧会を幾度かさせていただいたことがあるが、その都度、心に残る出来事や出会いが […]

PICTURE DIARY 2801TH2016

デザインの仕事の流れが一段落。2月に入ると絵を描く毎日。一週間に3枚の予定で9週間。

PICTURE DIARY 2701WE2016

エンジンが厭な振動をする。エンジンのマウントが劣化して要交換。ゴムというゴムが経年劣化。車の全体が弛んでいる様子。きびきびしない。こやつも冬眠か。

PICTURE DIARY 2601TU2016

大阪梅田ロフト、ラジカセのコレクター松崎順一氏のナビゲートする「大ラジカセ展」への参加依頼。カセットテープが再認識されている昨今、80年代文化の残像、カセットマガジンTRAと共に。

PICTURE DIARY 2501MO2016

寒さのせいか、とても眠くて予定していたことが進まない。冬眠に入る。

PICTURE DIARY 2401SU2016

半分休み半分仕事。

PICTURE DIARY 2301SA2016

午前中は心身共に休める。ゆっくりと食事を摂り、午後は提灯展の準備。

PICTURE DIARY 2201FR2016

夜遅くまで仕事。不夜城と言う訳ではなく。

PICTURE DIARY 2101TH2016

アトリエに籠る一日。もうすぐ京都で始まる「すずも提灯展」の準備に拍車。ここから新しいスタートになる。

PICTURE DIARY 2001WE2016

今日はもう遅い。ぼんやりして頭も働かない。