6月 2016

PICTURE DIARY 1706FR2016

鏡と灯り。漆と紬。鏡と漆。灯りと漆。灯りと紬。鏡と紬。関係があるような、ないような。神話とお伽噺、僕の頭の上で、?マークと!マークとがいつも冠のように輝いている。

PICTURE DIARY 1606TH2016

懇意の大工兄弟が手掛ける現場を見学に行く。築300年以上も経つ古民家のリノベーション。葺き替えが困難になり、トタン板に覆われていた茅葺きを落とし、建物全体を約1メートル持ち上げ、耐震構造の土台をコンクリートで作り、スケル […]

PICTURE DIARY 1506WE2016

細かい仕事の大切について、言われたこと、約束したことをそれ以上のものに高める器量。そして、「自ら進んで働くよいこ」。確かこれは通っていた小学校の校訓のひとつだったかとおもうが、しかし、これがなかなか出来ない。出来なくて当 […]

PICTURE DIARY 1406WE2016

音楽演奏と楽器の起源のひとつにアポロンの竪琴がある。竪琴の原型は戦いの神でもあるアポロンの弓にあり、武器である弓を弾く音が竪琴を生み、ギターになった。ギターの音色は聴く人の心を射て、感動を生む。我々は平和の武器、ギターの […]

PICTURE DIARY 1306MO2016

雨の中、街をバリアフリーに!を合言葉に開かれた、小さなオペラコンサートに行く。ソプラノ多田倫子さんの力強く明るい歌声に、心が晴れやかになる。

PICTURE DIARY 1206SU2016

浜辺に寝そべっていると、体の細胞が砂粒に交わる。天と地からの暖かさが太陽の持つ久永の力を示して、地平線に生きる我々の、自然界との交換を誇らしげにする。

PICTURE DIARY 1106SA2016

新富町、森岡書店。岡野奈尾美さんコサージュの本出版イベント。イトウゴローさんギター、甲田益也子さん歌。森岡書店は一階の右端にあるが、建物は1929年竣工の四階建て。二階には舞台のある部屋があり、以前は歌舞伎の稽古などに利 […]

PICTURE DIARY 1006FR2016

右と言ったつもりなのに左と言っている。思うことと口から出る言葉にギャップが出て来た。いよいよプログレッシブな時代に入って来たか。ちょっと蒸し暑くなると狂い始める。表現の上ではその狂いこそが大切だ。

PICTURE DIARY 0906TH2016

田舎の空地に南瓜の種を蒔きました。少し時期を逸しているかも知れませんが気にせずに。先日は向日葵の種を蒔きましたが、一週間ほど経って見ると、可愛らしい二葉が土から顔を出して、太陽に両手を広げているようです。夕方、近所の仔犬 […]

PICTURE DIARY 0806WE2016

高校生の時に描いた絵「原爆一閃紅蓮魂」と、描いた時以来の対面。画像での確認だったが、あの頃の精一杯がそこにある。下手なりにきちんと描いている。

PICTURE DIARY 0706TU2016

日本橋三越、撤収は速い。またよろしく。星のアトリエの窓辺に網を張り、ゴーヤの弦を這わせる用意。夏の強い陽射しに備えて工夫。

PICTURE DIARY 0606MO2016

夕方、星のアトリエの塀の上を猫が歩いて、竹薮の中に潜り込んで行くのを見た。夜になって猫同士が争うような声がするので、この季節の縄張り争いだろうと思ったが、余りに激しく異様なうなり声に驚き、玄関からサンルームを走り抜け、庭 […]

PICTURE DIARY 0506SU2016

昨年、コンサートで手に入れることの出来なかった、清水靖晃&サキソフォネッツのCDアルバム、ゴルトベルク・ヴァリエーションズを買う。物凄く聴きたいと感じるこの季節。何時何回聴いても。

PICTURE DIARY 0406SA2016

目黒、十四世喜多六平太記念能楽堂、喜多流燦ノ会公演。番組、「高砂」、狂言「清水」、「桜川」。ゆっくりとした流れに、日々の喧騒と忙しさを忘れ、祖先が辿った道のりを想う。世の本質の揺るぎのない真理に腰が据わる。まだ若い世代の […]

CURONECOMIC 104

PICTURE DIARY 0306FR2016

東京ビッグサイト、interiorlifestyleTOKYO。面白いものがたくさんあり過ぎて、目に止まったものだけを見る。展示品の中でも数は少ないが、セラミック、カーボン、照明器具が気になる。単一性の高いシンプルな存在 […]

PICTURE DIARY 0206TH2016

年長のべらんめぇな隣人が、小さなスコップを片手に向日葵の芽が出たと喜んでいる。若い頃は足下の雑草など蹴散らしていたものだが、今では雑草も愛らしく愛しいと言って目を細めている。人は変わるものだ。

PICTURE DIARY 0106WE2016

日本橋三越のミラーズポップアップショップ、販売に立つ。偶然にくまもんを造る人がいらして、初めましてと立ち話する。ディスプレイ用に置いたスターピッドを気に入って、可愛いと誉めてくれた。着ぐるみの専門家なので、スターピッドで […]

PICTURE DIARY 3105TU2016

森に行きたい。

PICTURE DIARY 3005MO2016

新聞社の取材。インタビューを受けながら、多岐に渡る仕事の自分であること以外に脈絡の見えないような、捉え所の困難な様は、類例に乏しいと呆れもし誇らしくもある。多くのジャンル、カテゴリーを縦横するスタイルは、今までもそう、こ […]

PICTURE DIARY 2905SU2016

smell barでTHE ROCK IN LONDON 70、8ミリフィルムの上映会。70年代初頭のロンドンが屈託無く活写され惹き付ける。ワイト島のフェスティバルのバックステージを基軸に、断片的なシーンが行き当たりに任 […]

PICTURE DIARY 2805SA2016

前を向いて淡々と、少しずつでも盛り上げることだけをする大事。いつも間に合う状態の大切。

PICTURE DIARY 2705FR2016

太陽と鳥と花。それぞれの命の輝き。本質と役割と結果。心と人と美。そういう人生を表す言葉と絵。

PICTURE DIARY 2605TH2016

お国柄とオーケストラについて思う。以前、若い頃フィンランドで指揮を学び、シベリウスに心酔した日本人指揮者がイタリアに招かれ、意気揚々とシベリウスを振り、大失敗した話を聞いた。北のシベリウスのひんやりとしたクールな落ち着と […]

PICTURE DIARY 2505WE2016

一日絵を描く日。小さな絵だが25枚描く。太陽と鳥と花、それらのことを想いながら、丹念に、しかし素早く描く。速度は大切だ、僕らは速度の中に生きているから。ゆっくりと感じる速さもあれば、速いと感じるゆっくりもある。単なる気分 […]

PICTURE DIARY 2405TU2016

朝から庭師入る。虫で弱っていた梅の木に力が付き、大分実がなる。B社の内覧会へ。BLM*のブースも展開していただき、コレクションのイメージ画を3点飾る。夜、閉店後の日本橋三越でポップアップショップの搬入と設営。猫をテーマに […]

PICTURE DIARY 2305MO2016

水彩の、非常に淡い、繊細な色調。目に嬉しく、気持ちが好い。竹の軸、獣毛の筆先、手漉きの水彩紙、自然の顔料。描く人の心持ちがそこにある。心を伝え、遺すに相応しい有り様。

PICTURE DIARY 2205SU2016

周りには素敵な人や物、出来事がたくさんある。一日の終わりに日記を記そうとすると、それら有形無形の素敵が、日常生活の中で強い引力を持つ森羅万象、有象無象の陰から顔を覗かせている。ちゃんと気が付くように。きちんと心に届くよう […]

PICTURE DIARY 2105SA2016

玄関先の六輪の薔薇の鉢植えをアトリエの中に入れて写生する。切り花にはない力感、生命力を感じてわくわくする。土から生え出して成長する当たり前が凄い。人もそうありたい。

PICTURE DIARY 2005FR2016

星のアトリエに咲く薔薇が六輪、ブーケのように固まって咲いている。朝な夕な見る度に愛おしい。小さな庭も庭らしく、可憐な花が咲けば楽しく安らぐ。毎朝仕事に入る前に手水の水を代え、張った水に手を合わせ礼をして、掃き掃除から一日 […]

PICTURE DIARY 1905TH2016

空地の草取りをしたら夢中になり、腰を屈めた姿勢で体が固まりそうになって、背伸びする。見上げると晴天の爽やかな五月の風が路地を、広場を渡り、顔や手や、髪をくすぐる。同じように居合わせたお隣の奥さんと日が長くなりましたね、と […]

PICTURE DIARY 1805WE2016

尊敬する人の話を聞く。考え方の角度と距離が独特で気持ちが良い。

PICTURE DIARY 1705TU2016

夕方近くまで雨。土はたっぷりと水を含んだ。午後の打ち合わせのために、頭の中で漠然と自由に遊ばせていた印象的な物事をまとめに入る。きちんとまとめることをせず打ち合わせを進めながら探り、皆の反応を見、確かめ、意見を取り入れな […]