5月 2018

PICTURE DIARY 1805FR2018

ライ・クーダーの新しいアルバムを車の中で聴く。アルバムのジャケットは古い街角と帽子の男だが、夜の家でも朝のアトリエでもなく、初めて聴くなら昼間の田舎道かなと思う。高速道路から国道に降りて、道々何回か繰り返し続けて聴いた。 […]

PICTURE DIARY 1705TH2018

水戸の友人夫妻が美術館に来る。ぐるりと案内する。カフェでお茶を飲みながら世間話。そんな何でもない時間が嬉しく楽しい。日に日に館が自分の場所になるのを感じて、次は寝室を作品にして住むような展覧にしたらどうかなと思う。

PICTURE DIARY 1605WE2018

ロバート・フリップを描き始める。奇しくも今日はロバート・フリップ氏の誕生日で、愛妻トーヤとの結婚記念日だと知る。MIMMにもMUMICの開催情報をアップロードして、SMELL BARでも告知を開始したところだ。うさぎをい […]

PICTURE DIARY 1505TU2018

出先で昼を過ぎ、急ぎの用事で時間も限られていた勢いで蕎麦屋に入り、空腹に飢えわかめ蕎麦の大盛にしたら、これでもか、とばかりにわかめが乗っていて嬉しいが、大きな器の蕎麦汁に潜らそうにも汁が隠れて足らない程の量。わかめが汁気 […]

PICTURE DIARY 1405MO2018

ふと譜面にあらわせる音楽には際限があるかも知れないと思った。人類の音楽史のなかで、今まで幾つの曲が作られて来たのだろうか。音符の無限とも思われる組み合わせで生まれるメロディーやハーモニー、リズム、さらにアレンジ。そしてあ […]

PICTURE DIARY 1305SU2018

母の日。墓前に参る。東堂さん不自由な足をいたわりながら展覧会に来てくださる。住職と共に。辻氏のワークショップ盛況。人々の伝統工芸への強い感心を感じる。改めて漆について知ることが多い。まず木を漢字で表す場合、偏が木偏でない […]

PICTURE DIARY 1205SA2018

ART in LIFEギャラリートーク。漆芸家、辻 徹氏と共に。トーク終了後、辻氏が遙々と、そして遠路恐る恐る乗って来た愛車、1965年式モーリスマイナーを見せていただく。「エンジンルームなんてスカスカなんですよ」と辻氏 […]

PICTURE DIARY 1105FR2018

からりとした良い天気。人と会うのは、常に必然。喜びのあること。朝早くから絵を描く。朝の光は成長を促す。そういう絵になる。夜に描く絵は、夢うつつの世界に入りたがる。いつ何をするかによって時間や季節の持つ特性が刷り込まれる。 […]

PICTURE DIARY 1005TH2018

人と人が出会うのは面白い。砂浜の砂同士が隣り合う、急流を下り転がる石が岩に当たる、蜜蜂が花に停まる、雨が蛙の頭で弾ける、宇宙で一期一会。一粒の米を箸の先に見る夕食。

PICTURE DIARY 0905WE2018

大きな音をたてて隣のアパートが壊されて行く。恐竜のような機械が壁を打ち、アルミニウムの窓枠をくわえ、引きちぎる。崩れた壁の向こうにリビングルームやバスルームの断面が現れて、淡いピンクのタイル張りにさっと亀裂が入ったかと思 […]

PICTURE DIARY 0805TU2018

急に寒い。暖かさに慣れ始めた体が静かに驚いている。

PICTURE DIARY 0705MO2018

ヘアカットに行く。半年振りになるか。ここのところの忙しさは段落や節目というタイミングをくれなかった。だが、改めて気付くが、前後を含めて2時間程の時間を用意して伸びた髪を切ることよりも、髪を切る間合いが大切だということ。切 […]

PICTURE DIARY 0605SU2018

日暮れる前の時間が好きだ。その美しいひとときのドライブには格別な楽しみがある。低い位置から射す陽が長い影を伸ばして、見馴れたはずの風景に謎めいた魅力を与える。大気を斜めに貫く光の色が、プリズムのように変化して、その移り変 […]

PICTURE DIARY 0505SA2018

故郷の町に住む叔父が、古典文学の講座を開いている。95歳。集まる人はひとり減りふたり減りして今は3人の受講生。訊くと皆さん80歳台になる。講座を開く部屋は美術館のすぐ下のフロアーだが、受講するご婦人が、階下で講義する叔父 […]

PICTURE DIARY 0405FR2018

しもだて美術館、缶バッジ作りイベント2日目。昨日より多くの人が見える。菩提寺の住職、世話になっている自動車修理工場のご夫妻、親戚、女子高生、大谷石職人、家族連れ、2人連れ、1人で。皆楽しそうだ。僕も楽しい。

PICTURE DIARY 0305TH2018

しもだて美術館で、皆と缶バッジを作るイベント。昨夜から午前中にかけてまとまった雨が降り続き、出掛け難いかと思ったが予想外に多くの来館があり賑わう。心から嬉しい。子供たちや大人たち、女性や男性も老若分け隔てなく、展覧会の思 […]

NEWS-MUMIC OPUS 014

MUMIC/ミューミック第14回 New Rock Smell Bar 154-0011東京都世田谷区上馬1-32-3 03-3795-1055 smell-bar.com

PICTURE DIARY 0205WE2018

何かに怒っている。怒っていることに気付いて、原因を確かめる。確かめて理解すると怒りは霧散して知識と知恵に変わる。

PICTURE DIARY 0105TU2018

まだ展覧会が始まったばかりだが、全体を眺めるとその向こうに次の山々が連なって見える。全て物事には繋がりがあるもので、車窓のように次から次へと続く景色に際限がない。細かいディテールがはっきりとした部分もあるが、霧に霞んだよ […]

PICTURE DIARY 3004MO2018

連載のコラム、文章を書く。仕事の整理。今回のような規模の展覧会は20年振りになる。20年前の展覧会は自分や自己の考えに終始していたが、今回のART in LIFEは他者と自分との関わりを考えるという風に変化している。だが […]

PICTURE DIARY 2904SU2018

久し振りの休養日。ゆっくりと眠って、ゆっくりと食事。ネコたちと遊んだり昼寝をしたり買い物に出掛けたり、好きで必要な、当たり前な日常の些細なことをいとおしみゆっくりと。早めに休む。

PICTURE DIARY 2804SA2018

星のアトリエを出て、しもだて美術館に向かう車中のラジオから、ゴンチチの番組が流れている。番組中でTRAのことSADEのことが話題になり、初日を迎える展覧会にエールを送ってくれているようだ。昨日は1時半から、集まった美術館 […]

PICTURE DIARY 2704FR2018

窓を開けると樹が芽吹く香りがする。もしも香水を作る機会があれば、必ず一つは芽吹きをイメージしたものにするだろう。

PICTURE DIARY 2604TH2018

しもだて美術館、最終設営日。つめの作業、朝からしっかりと。正確に数えてはいないが、絵画、彫刻、グラフィック、プロダクト、ウェア、クラフアートなど、総数は約300点位であろうか。それでもあれこれをぎりぎりまで絞り込み、さら […]

PICTURE DIARY 2504WE2018

展覧会準備作業もいよいよ大詰め。予期せぬことも多く、あれやこれやとくるくる動く。事にあたり予めの用意に尽きると痛感する。

PICTURE DIARY 2404TU2018

しもだて美術館、茨城クラフアート展示室の設営作業。工芸士の皆と久し振りに会う。7台のユニサス展示テーブル設置を皆とするが、流石にきびきびと作業が早い。縦横斜め、間取が素早く素晴らしく、感良く気持ち良く、あっという間に終了 […]

PICTURE DIARY 2304MO2018

星のアトリエで作品プレートや説明文などの作業をする。ぎりぎりまで展示作品が定まらない箇所がいくつかあり、今晩あたりは夢に見そう。そうなれば夢を参考にする。隣の解体工事現場から釘が2本飛んで来る。現場に電話をして返す。

PICTURE DIARY 2204SU2018

アートのある暮らし展の設営作業。一日では終わらず、日を改めて追加の作業をすることになる。大変な作業だが、一番楽しみな作業でもある。美術館に少しずつ魂が宿る。

PICTURE DIARY 2104SA2018

作品の展示プラン。作品のコンディションにより変更する。はてさてどうしたものか。感じるに任せる。

PICTURE DIARY 2004FR2018

額装作品をクリーニングに出す。専門家によるとアクリルガラスの場合、一度カビが付着すると取り替えなければならない。菌がアクリル樹脂の内部に入り込み、拭き取りをしてもやがてまた発生するという。出展するポスターを注文して届いた […]

PICTURE DIARY 1904TH2018

所蔵作品のフレームとガラスにカビ。作品の一部にもカビ。華美。

PICTURE DIARY 1804WE2018

大きな太鼓の音が地中の海原の大波ように深くから響き、雨音が拍手のように聞こえる。