3月 2021

PICTURE DIARY 1903FR2021

夜、寝しなのうつつから夢の世界の入口へと、扉も何の標もない安寧に漂うひと時、説明であるようなないような氣ままな絵を添えた、この絵日記は日々雑感、備忘録という趣で記している。その日その時、素直に記憶の淵や心の奥底から意識の […]

PICTURE DIARY 1803TH2021

心配性は”心配症”という病気だという。何にせよ病気ということなら、治療法や治療薬があるのだろうが、貧乏性も”貧乏症”という病気なら、治療法と治療薬を知りたいし欲しいものだ。

PICTURE DIARY 1703WE2021

昭和20年の今日、伯父が硫黄島で戦死した。無事復員すれば、板谷材木店の三代目を継ぐ長男であった。板谷家には墓石の上から水を掛ける慣わしは無いが、伯父の弔いの時だけは「あつかっただろう」と語りかけながら、たっぷりの水を注ぐ […]

PICTURE DIARY 1603TU2021

昔から近い世界に棲み、氣付く機会も出会うことも無く。ここ数年、ふと出会い言葉を交わすようになり、共に仕事をしたり、コンサートに出掛けたりする仲間になった。一回り近い下の世代。美を分かち合う話の出来る友の存在は、心から嬉し […]

PICTURE DIARY 1503MO2021

美しいや綺麗という言葉は軽くない、重くもない。天使や神の存在と同じで素直に直感的に感じる、浮遊感のある心の自由と豊かさから生まれる。口に出さなくても伝わるたをやかな言葉は好き。

CURONECOMIC 195

PICTURE DIARY 1403SU2021

朝早くから活動する。あれしてこれしてと日曜日らしくなく予定を並べるが、結局手紙一つに。書いた何通かの手紙は、メールとは異なる生き物のレトリック。頭で考えた言葉と、手の動きが示す文字の関係は、書き違えたり崩れたり、時にギク […]

PICTURE DIARY 1303SA2021

ぼんやりと、風の匂いを嗅ぐ犬のように過ごす。春の訪れにも情緒無く、何とか趣を見付け出そうと、氣持ちは草土の上に腹這い昼寝する。

PICTURE DIARY 1203FR2021

アストル・ピアソラ、1921年3月11日生まれ。先の震災から10年経った昨日、生誕100年を迎えた。クラシックギター奏者、鈴木大介さんがピアソラの曲”Milonga del Angel”をYout […]

PICTURE DIARY 1103TH2021

10年目の3月11日。地震の列島。同じことを繰り返さないための準備と行動。平和のために。

PICTURE DIARY 1003WE2021

物事には順序があり、間違えないように氣を付ける。 氣が付いていて間違えるなら、狡猾か鈍感だろうか。

PICTURE DIARY 0903TU2021

小学校五年生の時、父兄面談から帰宅した母は、担任の女教師から「お子さんはデザイナーになるとよい」と言われたと話した。それを聞いて「デザイナーは女のやる仕事だ」と言った。今なら大いに問題発言だが、デザイナーという仕事や具体 […]

PICTURE DIARY 0803MO2021

適材適所。自然界の全てがそうであるように、人工的な環境に居るとは言え、人もまた自然界の一部なので、適材が適所に収まるのがよい。反り返った板や、寸法の合わない材料は、専門の大工や職人が工夫してくれるかも知れないが、先ず自分 […]

CURONECOMIC 194

PICTURE DIARY 0703SU2021

文句を言ったり、嘆いたり、怒ったりしなければ平和。語り合ったり、歌ったり、笑ったりしていれば平和。簡単なことなのだが。

PICTURE DIARY 0603SA2021

ソファーのスポンジを剥がす。接着してあり、きれいには取れない。現れた躯体は、安普請の古家の風。ソファー内部の底に落ちていたもの、10円玉1個、5円玉1個、外国のコイン1個、刺抜き1つ、ヘアピン3本、使いかけのガンタッカー […]

PICTURE DIARY 0503FR2021

久し振りの長電話。子供時分の話題になり、時計の読み方が理解出来ず、母を失望させて泣きながら覚えたと話したら、うちの子も、という返しに和む。それに加えて、学校に行く理由が解らなかったというのも同じく。

PICTURE DIARY 0403TH2021

いつもの国道、一本道を走る。土手の上に列なる桜並木の枝が重なり合い、まだ蕾だが、うっすらと霞のように淡い淡い桜色に見える。東京から少し出ると、季節が素知らぬ振りで鼻歌う。

PICTURE DIARY 0303WE2021

社の設立記念日。33年目に入る。支えてくれた皆、支えてくれる皆にただ感謝。これからもどうぞよろしくと。

PICTURE DIARY 0203TU2021

小さな時からのことを想うと、両親に護られ、祖父母に護られ。やがて宇宙に護られ、目の前の、身の周りの小さな、大きな存在に護られていることに氣付く。

PICTURE DIARY 0103MO2021

三月、弥生は生まれ月。早生まれ。小さい時には同級生に体力の面などで追い付かないことがあり、臆病になった。思えばその分を自尊心が補っていた。

CURONECOMIC 193

PICTURE DIARY 2802SU2021

最近、音楽を聴いていてふと氣付いたこと。今更ながらリヒャルト・シュトラウスの”メタモルフォーゼン”が心に響いたが、美を求める姿勢が充分理解出来る。そういう耳と目で他のジャンルの音楽も聴いて来たのだ […]

PICTURE DIARY 2702SA2021

毎日の生活には惰性が働き、氣持ち良いし楽なので、つい身を任せてしまいがちになる。ところで、宇宙人の姿は頭が大きく顎が細く、身体も小さく細く描かれることが多いが、実は未来の地球人の姿をイメージしたものだろうと思う。

PICTURE DIARY 2602FR2021

ヒカリエへ。D&D茨城展初日。展覧会場に僕の画集が何冊か展示してあり驚く。大洗里海邸に描いた絵、”金波銀波”も久し振りに、それも違う場所で見ると、誰が描いたのだろうなどと不思議な感慨を持 […]

PICTURE DIARY 2502TH2021

木曜日の楽しみは、色々な事象を、力を抜いてぼんやりと感受すること。水曜日と共に何物にも属さずまみれず過ごす。

PICTURE DIARY 2402WE2021

両国の箔押し工房、エンボス加工校正立合いに。押す力が強過ぎると際が切れる。弱いと見映えない。フィルムを挟んで強く押し、柔らかな丸みを付け深く押す。動かないと欲しいものは手に入らない。

PICTURE DIARY 2302TU2021

天皇誕生日。

PICTURE DIARY 2202MO2021

猫の日とのこと。いつからか色々な日が生まれている。毎日が特別な日ではあるが、そうなると、やはり特別な日も普通の日だ。いつも普通って何だ?と思う。

CURONECOMIC 192

PICTURE DIARY 2102SU2021

菓子を包んだ紙などを細長く折り畳み、結んで捨てる癖のような決まりがある。ジッパー付きの袋の千切った端なども結び捨てる。仕事の紙ごみはシュレッダーにかけるが、菓子箱などかけることが出来ず、かける必要のないものは細かく千切っ […]

PICTURE DIARY 2002SA2021

早く氣が付いて身に付けられれば良かったと思うことの一つ、セルフマネージメント。今だに苦労が絶えない。とは言え、そもそも生まれつき適性が無い。

PICTURE DIARY 1902FR2021

金曜日は楽しい。ハナキンというのも使わない言葉になったが、金曜日には淡々と、じんわりした嬉しさがある。あらゆる事象が刷新されようとしているこの頃だが、元来変化しないものなどない。納得出来る積極的な変化を望む。流行なのだと […]

PICTURE DIARY 1802TH2021

ターニングポイントになる作品が幾つかある。何年も経て思い至る場合、製作直後に氣が付く場合、製作中に感じる場合、色々だが、沢山ある訳ではない。今、昔の作品がターニングポイントになる。

PICTURE DIARY 1702WE2021

物事が解決して氣が落ち着く。氣が落ち着くと物事は解決する。