6月 2021

PICTURE DIARY 1806FR2021

展覧会準備の時期に好んでジュリエット・グレコを聴いた。今はセルジュ・ゲンズブールを。グレコに捧げた曲、ジャヴァネーズ繰り返し。ゲンズブールの死は’91年、30年経つ。ボリス・ヴィアンからゲンズブールの脈絡。3 […]

PICTURE DIARY 1706TH2021

雨が降ったり止んだり。南国のスコールのよう。空がどこかへ連れて行こうとしている。行きたい所へは自分で行く。

PICTURE DIARY 1606WE2021

神楽坂の隣町、揚場町へ。届け物と受け取りがあり、友人が7月に開く予定のギャラリー、改装工事中を見学。「紀の善」で白玉ぜんざいなど男二人で甘味。豆かんは土産に。

PICTURE DIARY 1506TU2021

ふと、この世の中を支配しているのは人間ではなく自然だという当たり前のことを思った。自分のしている全てのことが、自然の摂理に添ったものかよく考えてみる。

PICTURE DIARY 1406MO2021

梅雨入りと見られると報道。既に梅雨だと思っていたのでずっこける。好物の枇杷、そろそろ房総産も出回り尽くし、季節の移りを感じさせる。店先に西瓜など並ぶのを見ると、せっかちな世情を感じ面映ゆい。

CURONECOMIC 208

PICTURE DIARY 1306SU2021

明治神宮へ。参拝し歩く。造営から百年経ち、当初の予定よりも早く森として整ったと聞いた。鳥類の頂点、鷹が居ると言うが、おいそれと姿を現す訳ではない。先人の行いに敬意を表しながら明治維新の意味を考える。

PICTURE DIARY 1206SA2021

試したかった技法をやっと。珍しい手法ではないが、新しいアイデアがある。試すと更に発展出来ると氣付く。自分の興味の赴くまま仕事を進めるので、フィロソフィーや同時代性は置いてけぼりに。プロデューサー、マネージャーが欲しい。居 […]

PICTURE DIARY 1106FR2021

代官山を少し歩く。かなり以前にフランス菓子レンガ屋は失くなったが、ロゴや包装紙が好きだったなどと想う。世話になったギャラリーも今は失く、個人的な好みの形跡には、片足を上げて、散歩の犬が印を残す意味も薄い。この街にヒルサイ […]

PICTURE DIARY 1006TH2021

氣持ちの切り換えに、五島美術館の庭園を散歩する。併せて日本画の収蔵品展を観る。横山大観と川端龍子。大観の色香と龍子の豪奢。共に感じかたは誰が観ても同じとは思えないが、大観の落款の位置は、さりげなくも尋常ならざる趣。

PICTURE DIARY 0906WE2021

美術学校で授業を受け持った学生たちが課題で製作したポスター、全員の作品が校内のギャラリーに展示されることになり、設営の立ち会いに行く。思いもよらぬ展開に、喜びの中にも戸惑いが隠せず初々しい。出来不出来を超えて、今のベスト […]

PICTURE DIARY 0806TU2021

人も生き物にも、新しさは興奮や高揚感をもたらす。楽しいにせよ辛いにせよ、快感も苦しみもストレスだという。夢中になり没頭し、顔を上げてホッとする瞬間が好きだ。

PICTURE DIARY 0706MO2021

くるくるくるりと仕事する。目が回る訳でも、皮を剥く訳でもない。テンポとリズム、メロディ、グルーヴのある踊るような日常生活。

CURONECOMIC 207

PICTURE DIARY 0606SU2021

色彩の描写についての考察。モチーフの表面に見える色は、モチーフとその奥深くを満たす物質と性質の現れ。それらを感じ色として表現する。

PICTURE DIARY 0506SA2021

美術学校の授業最終日。学生たちの作品が壁面に並び、講評する。ややもすると不安氣な顔付きが紅潮し、揚々とした様子に変わるのが嬉しい。素直で真摯な作品の数々。それぞれの個性が発揮され伸びようとしている。個性に優劣無し。

PICTURE DIARY 0406FR2021

アリスはいつもトイレでおしっこしっぱなし。ナイスがいつも砂かける。王子さまとお姫さま兄妹の物語のひとこま。

PICTURE DIARY 0306TH2021

スパイスが役割を発揮して、身体を整え、どこか遠い南国へ旅させる。

PICTURE DIARY 0206WE2021

ガーデニア、花屋の店先に梔子を見る、その優美と香りに誘われて。花言葉は「幸せを運ぶ」、「優雅」、そうありたいとものだと願いながら、分けていただく。

PICTURE DIARY 0106TU2021

個展が楽日を迎え、いつもなら一週間程はぼんやりとするもの、したいもの。そのような間もなく、停止線をジリジリとはみ出しながら止まっていた仕事に入る。切り替えが大切と心のギヤをそっとチェンジ。マニュアル車の方が安全。

PICTURE DIARY 3105MO2021

緑の成長が著しく。草木の世話や剪定を、挨拶もそこそこに追い越して行く。巡る季節のスピードと氣候の変化に、巻くのは舌ばかり。

CURONECOMIC 206

PICTURE DIARY 3005SU2021

COSMYTH4楽日。開催期間中は雨もあり、今日は晴天。人それぞれを守護するは千差万別、思いもよらない存在でもあり、ものであり人であり、かたちの無い何かであり。古からの有形無形の連なりでもあり。

PICTURE DIARY 2905SA2021

仕事の休憩時間。ソファに深々と腰をおろすと、アリスが膝の上に乗り、しばらくするとナイスがお腹の上に来る。アリスは必ずソファの右側から跳んで、膝の上を通り過ぎ、くるりと戻ってピタリと膝の上の定位置に。ナイスは必ず左側から、 […]

PICTURE DIARY 2805FR2021

夕方アートコンプレックスセンターへ。ロンちゃんこと伊藤桂司御夫妻来る。奥さんには初めてお会いした。とても素敵。伊藤氏の世界がより立体的に見える。

PICTURE DIARY 2705TH2021

真舘くんが参加する展覧会初日。朝子さん、晴子さん、二人のお嬢さんと絵理子さんの活躍で見事な展示になった。真舘くんも雨雲の上で喜んでいるだろう。

PICTURE DIARY 2605WE2021

以前は、季節の変り目に喉がいがらっぽい感じがすることなど、さほど氣にはしなかったが、近頃では大事をとり、外出などを控えるようにしている。展覧会の開催中だが人と会う約束が難しい。

PICTURE DIARY 2505TU2021

世に、価値のないものはない。

PICTURE DIARY 2405MO2021

葛餅、大好物。黒蜜と黄粉のコントラスト、葛餅の簡単に混じり合わない不屈の食感に、和の風土が育む発酵文化の妙味がある。

CURONECOMIC 205

PICTURE DIARY 2305SU2021

夕方、アートコンプレックスセンターへ。訪れる度に不思議な情緒を感じる場所。異国の空氣、あるいは無国籍な。

PICTURE DIARY 2205SA2021

自分自身にも言えることだが、世の道徳観は麻痺しやすい。物事をはっきり言わなければならないような生活と生き方は性に合わない。言わずに暮らしたい。ぼんやり生きるという意味ではなく。今さらながら教養が身に沁みて大切。

PICTURE DIARY 2105FR2021

展覧会場に安齋 肇、伊島 薫の両氏来る。三人で写真を、という段になり、20代からの付き合いだが、スリーショットの写真は無かったことに氣付く。

PICTURE DIARY 2005TH2021

モチーフとテクニックとコンディションとマインドのバランスがふわふわしている。全てが定まらず、それが面白いと言えばとても面白い。とりとめない作品が湧き出る。