8月 2021

PICTURE DIARY 1908TH2021

「より速く、より高く、より強く」。この言葉はオリンピックの名句だが、競技種目の中で「より高く」を競うのは走り高跳と棒高跳。競技する心と大会を運営する精神を重んじて、「より貴く」という字をあてるのはいかが?

PICTURE DIARY 1808WE2021

残暑厳しい。一度涼しくなると、ちょっとした暑さでも強く感じる。猫たちの鳴き声は怠そうに「ギー」と、油の切れかけたギアのようだ。水をよく飲んでね。暑さのせいで全ての働きがゆっくりと映る。

PICTURE DIARY 1708TU2021

空地に草花や樹木を植えて育てよう。毎日の世話は難しい。知恵が要る。園芸の勉強をする。美しい庭が夢のひとつ。

PICTURE DIARY 1608MO2021

この国に住みながら、この国への想いや、憧れを充分に表せないまま時は流れる。この国よ人よ自然よ魂よ、健やかであれ。

CURONECOMIC 217

PICTURE DIARY 1508SU2021

終戦から76年。各地で大雨。戦いは日常の一番遠いところにいる獣のようなもの。無闇に近付いたり可愛がったりしてはならない。ましてや飼い慣らそうなど。

PICTURE DIARY 1408SA2021

不満や憤りを溜め込んでいるとしたら、健康で快活な毎日を過ごせはしない。氣持ちを切り換えて、知恵を働かせ、楽しみや喜びを見付けることが出来る。深呼吸すると、一瞬であれ、一欠片であれ、面白い物事がこちらを伺っているのに氣が付 […]

PICTURE DIARY 1308FR2021

祈りは必ず届く。どんなに小さく些細な願いでも、どんなに大きな望みでも。祈りは積極的な力、夢を実現することの始まり。無駄になることは絶対にない。

PICTURE DIARY 1208TH2021

少し涼しくなった。夏が過ぎて行く。昨日までの狂騒が嘘のように。十代の頃、これから何回の夏を経験出来るだろうかと、蝉のように、ひたすら懸命に夏の日々を過ごした。今も暑さに辟易しながら、やはりそんな夏が好きだ。

PICTURE DIARY 1108WE2021

同世代の友達。同じ時間を呼吸して、暖めあったり冷やかしあったり。考えや、生き方がY字路のように離れて行っても、お互いを感じることは出来る。表すことも出来る。今までのように、そしてこれからも。

PICTURE DIARY 1008TU2021

健康と集中力のために、45分仕事して15分休むようにと思うが、なかなかそうは行かない。少しでも嫌だと感じることをしていると、時間の経つのが遅く、氣になる。かたや好きなことなら時間のことなどきれいに忘れてしまう。すてきなチ […]

PICTURE DIARY 0908MO2021

僕が自分の絵を言葉で説明しているのを見たり聞いたりしたら、先ずそれは全部出鱈目かも、と思うのが正しい。その場の閃きで、全てがもっともらしく聞こえる話をしているかも知れない。絵は本来言葉では説明出来ないので絵なのだから。

CURONECOMIC 216

PICTURE DIARY 0808SU2021

休む。休むにしても余裕が無いとゆっくりと出来ない。するべきことの幻影に脅かされ右往左往する。しないこと、出来ないことへの焦りに促されるように、貧乏揺すりに氣付いて苦笑いする。わらび餅のありがたい午後。

PICTURE DIARY 0708SA2021

永年の友を見送る。いつものように「じゃあね、また」。出会った時から変わらない氣持ちに、想いを携えて時は流れる。戻ることのない懐かしい風景に、新しい場面と精一杯の台詞が加わる。「ありがとう」。

PICTURE DIARY 0608FR2021

現在を懸命に生きる。お世辞にも順風満帆、万事快調とは言えない。ただただ平和を願い、日々を過ごす。差し伸ばされる手があるなら、その手を見極めようとする美しくも悩ましきこの世界。

PICTURE DIARY 0508TH2021

徒然考えるに、日常生活の取るに足りないことであれ何であれ、美を表したり追求する物事以外、然したる興味はない感じ。

PICTURE DIARY 0408WE2021

今は少し遠くに暮らす大切な友達。彼女とやり取りをしていてあらためて思う。一緒に居てくれてありがとうという感謝の心と、共に笑い合う時間がこの上ない宝ものだということを。

PICTURE DIARY 0308TU2021

茨城の農園に注文したブルーベリーが届き、早速好きなだけ食べる。やはり美味い。必要な食べ物だと深く実感。ブルーベリーも僕を必要としているに違いないと思う。口の中で心が踊るさまを見るようだ。

PICTURE DIARY 0208MO2021

美大に入り、音楽やデザイン、アートの話が合い、卒業後もデザインスタジオとバンドを一緒にやったり思い出は宝。一昨年のオバンドス、U.F.O.クラブが最後のステージになった。扁桃炎で高熱を出し参加出来ず。来てくれた皆や仲間た […]

CURONECOMIC 215

PICTURE DIARY 0108SU2021

DVDで¨華麗なるギャツビー¨を視る。ロバート・レッドフォード、ミア・ファーロー、脚本フランシス・フォード・コッポラ、男達の衣装はラルフローレン。久し振りに視ると、以前は見えなかったものが見える。フィッツジェラルドが小説 […]

PICTURE DIARY 3107SA2021

月末土曜日。子供の頃の夏休みの楽しみは、母の実家での田舎暮らし。街の生活には無い自然との交わりの日々。冒険旅行から帰りたくない。

PICTURE DIARY 3007FR2021

黒揚羽が悠々と庭を飛ぶ。格別好きな蝶々。理由は判らないのだが、神聖な氣持ちになる。

PICTURE DIARY 2907TH2021

新しい絵の下描きをするが、依頼人は誰が描いたか知られて欲しくないという。世界的に有名な遊園地の仕事などではそのような匿名の約束があったが、絵やデザインを見れば、誰の作かすぐに分かると思うのだが。

PICTURE DIARY 2807WE2021

はて、今日は何をしただろう。ただ暑かった。子供時分の夏は、30度を越える日は余り多くなかった氣がする。炎天下の原っぱでさんざん遊び、井戸水を頭からかぶると、冷たさに頭の芯からキンキンした。あの夏はこの夏ではない。

PICTURE DIARY 2707TU2021

台風8号、東京からは逸れる。所用があり外苑付近を通ろうとするが、バリケードがあり絵画館や競技場には近付けない。以前、神宮球場前の集合住宅に住んだことを思い出す。お陰でスワローズファンになり、時々試合を観に行った。

PICTURE DIARY 2607MO2021

この季節は特に、絵を描いているとカルシウムを消費するスピードが速い。幼時から人一倍必要な体質なのだろう、不足を補うため、かかりつけの医者からカルシウムの注射を受けた記憶がある。海の中の生活の遠い記憶。

CURONECOMIC 214

PICTURE DIARY 2507SU2021

久し振りにのんびり過ごす。氣持ちを楽に、心に余裕を。世俗を忘れ、魂が生き生きとする世界に遊ぶように。いつものんびりしているか。

PICTURE DIARY 2407SA2021

大いなる勘違いに氣付く。

PICTURE DIARY 2307FR2021

東京上空でブルーインパルスが展示飛行をした。五輪を描く練習。高度な技。見ることは無かったが、五輪以外に描くモチーフがあるとしたら。

PICTURE DIARY 2207TH2021

アトリエのサンルームでお茶。さすがに暑いが、風を感じながら、だらだらとくつろぐ時間が好きだ。一体何度あるのだろう。計ろうかと思うが、何度あるのか数字を知るのは野暮。ここは想像する楽しみ。

PICTURE DIARY 2107WE2021

根氣よく、粘り強く続けることが、ただひとつ出来ること。生きる。生かす。

PICTURE DIARY 2007TU2021

外に出たら、眩暈がするような暑さにたじろぐ。緩やかな風の通り道を見付け、ネコの氣持ちになる。風の通り道を流れるのは、風だけではない。