PICTURE DIARY 0305SU2015

PD20150503s
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2015二日目。ラヴェル、バレエ「ダフニスとクロエ」より2台のピアノ版、ボリス・ペレゾフスキーとアレクサンドル・ギンジンのピアノで。メシアン、「アーメンの幻影」より、これもボリス・ベレゾフスキーとアレクサンドル・ギンジンのピアノによる演奏。クラークの「ヴィオラ・ソナタ」、エリーナ・パクのヴィオラとボリス・ベレゾフスキーのピアノ。ベレゾフスキーとギンジンは、二人共にロシア人で体格も良い。その二人のピアノは、力強く繊細である点でも共通している。物理的な強い力とデリケートなタッチが折り合い重なり合って、ラヴェルの用意した、例えようも無い凄烈で甘美な神話の世界に誘う。観るべきもの、聴くべきものの理由は自ずと付いて来る、そしてそこにある。

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