PICTURE DIARY 1103SA2017

pd20170311s
6年前の今日は、歯医者の予約があり星のアトリエを出、しばらく歩いたところだった。電信柱が左右にふにゃふにゃと揺れ動くのを見て、来たなと思い、鳴動する足元を踏みしめ今来た道を振り返ると、いつもにこやかな隣の奥さんが凄い形相でT字路を横切り走り去るのを見、日常の何気ない風景が底知れぬ恐怖と不安に取って変わるのを知った。その日その時刻、たくさんの命が失われて、今でも行方の分からない方々が大勢いる。忘れられようはずがない。どのように忘れずにいられるものか、意識や魂が語りかけるまま素直に生く。

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