PICTURE DIARY 1805FR2012


金環日蝕をどこで見ますか。と助手Aが訊ねる。そうだね、どこで見ようか。皆それぞれにどこで見ようか考えている様子だ。自分らしく見ることの出来る場所はどこなのだろう。お天気が心配だとも。けれど、どこに居て、どの様にして居ようとも、見ることの出来る人は見ることが出来るし、見れない人、あるいは見る必要の無い人は見ないのだろう。見ようとどんなに願っていても見れないこともあれば、偶然に見る人もいる。173年に一度のこととは言っても、不思議の国のアリスのように、毎日が普通の日で毎日が特別な日だ。お誕生日じゃない日、おめでとう!と言う訳で金環日蝕は特別な事で普通な事。もしも見たら拝むのだろう、もしも見なかったら同じように拝むのだろう。普段の生活で、誰も気付かず意識にも上らないような、大きな、そして密やかな一度きりのショーが。いつでも僕らの目の前に。

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