PICTURE DIARY 1806MO2012


夜、詩人で作詞家の森雪之丞さんと電話で話す。こうして話すのは何年振りになるだろうか。二人で詩画集「天使」を出版してから20年にもなると言って驚く。あまりにも積もる話しがあることに怖れをなした二人は、雪之丞さんとの仕事をお届けしたら一緒に食事をしようと約束して、慌てたように電話を切った。そうでないと、多分何時間も、あるいは一晩中でも話し込んだに違いない。昼間にはやはり仕事の打ち合わせでグラフィック・デザイナーの信藤三雄氏と同席させていただき、信藤さんのゆったりとしながらも、鋭い仕事へのアプローチの片鱗を垣間見て流石だと思った。そしてまた、何かの、あるいは誰かのパーティーやコンサート会場の、あるいはその楽屋などでの邂逅が主な出合いであったので、一緒に仕事をすることは今までほとんどなかったこともあり、近い感性なのに真逆の反応と発想を持つことを発見し面白かった。笑い方が好きだ。一緒に仕事とは言っても、テーマが一緒なだけで、コラボレーションと言うことではない。二人の偉大な先輩方に同道させてい
ただく幸せをかみしめる。

One Comment

  1. かとびい より:

    森雪之丞さんといえば,僕にとってはPSY・Sの作詞家です。
    何とも言えない世界を描いてくれていました。
    ミックさんとの出会いもPSY・Sのジャケットでした。
    LIVE PSY・Sのキーボードの小泉君は中・高の同級生です。
    ドラムの田中さんと一緒に,この2年ぐらいはTULIPの財津和夫さんのソロツアーのバンドをやってます。今月30日の京都公演で,そのツアーも終了です。

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