PICTURE DIARY 1911WE2014

PD20141119s
クロネコのアリスは女の子。お転婆なお姫様。そんなお姫様をつかまえて何なのだが、トイレをお使いになった後、砂をおかけにならない。まず、砂がその可愛い指の間にはまるのがお嫌らしい。砂の上に乗るのもお好みではないので、トイレの縁に不思議なポーズで乗り、座り、ご用をなさる。ナイスはベージュの男の子。まるでやんちゃで思慮深い、いずれは王様になるご身分なのだが、今は王子様。アリスがご用を足すと、大でも小でも、いつもきちんと砂をかけて見えないように配慮する。ただ、そこにご自身も大なり小なりすることがあり、そうすると、両方のお印が混ざり合い、どうやら混乱してしまうらしく砂をぐるぐるとお掻き回しなされて、あれやこれや、隠されていたものどもが露になる。お困りになってクークー哭くのだが、放っておくと、いつまでも作業に余念がない。いずれは王になるご身分なのであるから土木工事の実習や管理についてのあれこれは程々で良いのでは、と呆れつつ、これもまた立派な城を築くための大切な修練の時間なのかと思う。その頃アリスは見晴らしの良いタワーのてっぺんで手先足先どこかしこ、毛繕いに余念がない。ご幼少のみぎりよりエステが大好きだ。少し湿らせたティッシュでお顔を拭いて差し上げると、眼を細めてこれ以上はないという至極ご満悦な表情をなさる。

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