PICTURE DIARY 1912SA2020

pd20201219s

砂利道を掃除していると、急に霰が降り始めた。白い天使は小石の上でぴょんぴょん跳ね、暫くすると溶けて、丸い水跡を残し小石の中に消えた。通りかかった散歩の犬が、黒く光った毛並みの表面に白い天使を遊ばせ、鼻を鳴らす。その鼻先にも天使が弾け溶けて犬を喜ばす。天使は分け隔てなく伝言する。冬の訪れ、自然の行い。天上の意思。

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