PICTURE DIARY 2003TU2012


春分の日。快晴。暑さ寒さも彼岸までと言うけれど、今日あたりを境にして暖かくなって行くのだろうな。星のアトリエの小さな庭の紅梅、白梅も陽を浴びてほのかな香りを漂わせている。朝、パンを買いに公園の方へ歩くが公園の中には入らない。きっとそこには春の訪れをおおらかに告げるサインがたくさん見つかるだろう。何をしていても時間は経つ。時間を忘れて没頭したり、早く時間が経たないかとそわそわしたり、時間は変幻自在な幻想だ。僕らはそれぞれ思いのままに時を重ねている。時間の経つのが早いと言う。それは早い流れの時間の中で生きているからかも知れない。奥深いところで早い時間の流れを欲しているのかとも思う。ゆったりとゆっくりと暮らそうとすればそう出来るだろう。僕らは相対的概念の世界に生きている。時間が早く経つと感じるのであれば、同様に時間の遅延を感じることも出来る。春が好きだ。冬の堅く閉ざされたような表情が徐々に和らいで微笑むような季節。だけど冬も大好きなのだ。寒い寒いと縮こまりながら、身の内の炎を守り育むように生きる準備と試練の季節。公園にはもう冬は無いだろう。名残はある。今日は見るのはよそう。冬から春へのページをめくる。

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