PICTURE DIARY 2005SU2018

pd20180520s
しもだて美術館、ART in LIFE、茨城クラフアートのワークショップ、小室 久氏とご子息の太郎さん。「継紙を作る」。一部始終を見せていただいた。当然だが知らないことばかり。一つ一つの作業工程は単純で当たり前なのに、確かに細部にこそ宿る天使がいるのはどの仕事のどの手作業にも言えること。千切るように押し切った薄い料紙を、さらに紙やすりで薄く削るのだが、240番程度の粗めでないとツルツル滑って紙が引っ掛からない。力を入れ過ぎると削れ過ぎて欠落してしまうので加減が重要。紙と紙を貼り、継ぎ目に段差を無くして筆が滑らかに走るようにするなど、言われれば当たり前なことばかりだ。集中するとあっという間の2時間。手伝う天使の居る時間。

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