PICTURE DIARY 2007FR2012


鳥の声とピアノ、フルートが混ざりあい、良い音楽になって聞こえる。急に寒くなって吐く息が白くなるほど、濃い霧の立ち込めるレストランのテラスでは、数人の男女に連れられ、ベビーカーに乗せられた数匹の犬たちがご主人たちと一緒にランチを食べている。昨日スーパーマーケットで買い物をしていると、さっき寄ってみたら休業の看板が出ていたカフェのご主人にばったり会って手を取り合った。昨年の夏以来。83才になると言って笑う。お孫さんと、ベビーカーに乗った曾孫さんと一緒に。夕方になって旧知の友人から久し振りに電話があり、どうしたかと思えば、昼間スーパーマーケットの野菜売場のところにいたでしょう、と。彼と話をするのは2年振り位かな。仕事の仲間たちと通りかかって声をかけられなかった、と残念がっていたが電話で話が出来て楽しかった。スーパーマーケットの野菜売場にいたのは、カフェのご主人と話をしていた時だったので偶然が重なっていたかな。いつも思うことだけれど、偶然ということはないのだろう。物事にはいつでも理由がある。その時には気が付かなくても、何らかの伏線や気持ちがあって導かれていると感じる。ぼくらは気付かないだけで数々の必然の網に捕らえられた全く自由な獲物なのだろう。鳥も、ピアノやフルートを伴奏に歌ってみたいと思うのだろうか。今年最初の短い夏休みの終わりに。

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