PICTURE DIARY 2505MO2015

PD20150525s
一日気怠く、何をするにしても気力を振り絞らないと体が動こうとしない。何かしら原因が有るのだろうと思い、気圧配置や天気のこと、昨日今日の食事や飲み物のこと、少し大きな地震があったことなど考えたり思い返したりするが、原因としてどうもしっくりと馴染まない。仕事に身が入らず、やっとの思いでミーティングをしてぐったりする。朝の体操も出来ず、夕方になってからゆっくりとやった。そうしながらうすうす気付いて夜になってはっきりとしたこと。原因は昨日の靖っちゃんのコンサート。サキソフォンと言う金属の筒に息を吹き込み、木製箱形の巨大なピラミッド内部のようなオペラシティコンサートホールに共鳴させたバッハは、どうやら僕の脳の中心から尻尾の先まで揉みほぐしてくれた。崇高な、そしてバッハの洒落の効いた音楽は、清水靖晃と言う稀有なメディアを得て眠りから醒め、聴衆を新たな眠りに誘う。靖っちゃんの「GOLDBERG」確かに凄い。

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