PICTURE DIARY 2606TU2012


薔薇を見に行く。薔薇園の薔薇は約400種あると説明がある。全部で何本の薔薇の苗があるのかわからないが、歩きながら薔薇の姿や香りを楽しんだ。気になる薔薇は、それこそ蜂か蝶になったかのように花に鼻を寄せて。薔薇の香りというくくりの中で、当然ではあるけれど一つとして同じ香りのものは無い。微妙な違いがある。花の色や形、葉の大きさや艶、棘の数と付き方等、全て個性的な薔薇である。色々な種類があるものだと改めて感じ入る。不遜かと思いながら一番好きな薔薇はどれかと探し歩いてみる。花の色、大きさ、形。葉の大きさ、色、艶、形。全体の佇まい。そして香り。深紅の大輪の豪奢や小さな蔓薔薇の可憐、気持ちを惹く薔薇は多い。その中で、ロッキンバ/LOCHINVAR、ことさら大きいでもない花、低めの丈、小振りな葉、花色は全体の白に中心から淡いピンクのグラデーション。葉色は艶消しのオリーブグリーン。全体に葉の様子に象徴されるように艶が無く、太陽の下でキラキラピカピカすることの無い控え目。その場所だけうっすらと霞んだように高貴な印象がある。香りは強くなく、輪郭がはっきりとしっかり主張している。今日の一番。気に入りの小さな滝に寄り、岩の上に横になって水の音を聴く。シャー、ザー、という自然のノイズが頭の中を隅々まで洗い流す。これが必要。RASCALに寄る。

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