PICTURE DIARY 3112SU2017

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大晦日と紅白歌合戦は、どうしてもセットになっている。子供の頃、我が家では夜更かししても良い日は大晦日と、父が趣味にしている、写真を現像焼き付けする日と決まっていた。大晦日に炬燵に入りながら、家族で紅白を視ているうちに、いつの間にか眠ってしまう。何とか粘って切れ切れに紅白を視る。目を開ける度に違う歌手が映る。ゆく年くる年が始まり、テレビから、雪深いどこかの寺の鐘の音が聞こえて来る頃まで起きていられるようになったのは、小学四年の頃だろうか。それにしても、日付が変わって新年になる前には、眠くてぐずぐずしながら、母に促されベッドに入るのが大晦日の慣わしだった。

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