MIC*ITAYA MODERN MUSEUM [BIOGRAPHY/PROFILE]


アーティスト、アートディレクター、デザイナー多摩美術大学デザイン科グラフィック・デザイン専攻卒株式会社パワー・オブ・ビューティ代表 POB design, Taboo Tribe 主宰

多摩美術大学在学中に卓越したセンスを認められ、ファッション・デザイナー、そしてファッション・イラストレーターとして仕事を始める。卒業後、フリーランスのイラストレーター、デザイナーとして独立。先鋭的なバンドのメンバーと共にデザイン・スタジオを設立するなど、音楽活動とデザイン活動をシンクロして進めた最初の世代である。１９８２年、アートとデザインの最先端を、サウンドとビジュアルでパッケージしたカセット付マガジン「ＴＲＡ／トラ」のアートディレクターとして注目される。１９８８年、架空の国「ステラ王国」をモチーフに、ファッション、アート、生活雑貨を商品として展開した作品群を発表。旅する店で展覧販売をするという新しい試みも含め「ＳＴＥＬＬＡＦＩＮＥ／ステラフィーネ」は、各界に斬新なアプローチとして大きな影響を与えた。１９８９年、デザイン会社「株式会社パワー・オブ・ビューティ」を設立。１９９１年、初の作品集「ＰＲＥＳＥＮＴ　ＲＥＤ・ＢＬＵＥ」の２冊を出版し、美術書としては異例の売り上げを記録。同時に「ＰＲＥＳＥＮＴ」と名付けられた初の大規模な個展の開催は、画集と共に、大成功をおさめた。１９９５年には、リーフ画集「ＡＮＧＥＬ」と、リンクしたＣＤアルバム「ＡＮＧＥＬ」を同時に発表するなど、常に時代をリードする創作活動を続けている。アーティスト、そしてデザイナーとしての希有な才能。さらには、エレガンスとアバンギャルドという相反するテーマの調和という作風と共に、ポップでクールな美的生活者ミック・イタヤの「ビューティ道」は形作られ、彩られている。