PICTURE DIARY 0804SU2012


目黒川、新宿御苑辺り花見の人で大賑わい。日和は良く穏やか。B GALLERYへ。昨年4月7日に個展「THE STARS ATELIER」の初日を迎えたので丁度一年振りだ。一年前、僕の個展の前に予定されていた大成哲氏のガラス作品展は、製作拠点のチェコから横浜まで作品が到着してはいたが、東日本大震災のために荷を受け取ることが出来ず中止となった。一年後開催となり、今日見に来ている。大成氏のガラス作品は、力強くデリケートで、ガラスに入るひびを自在に操り表現する。一対で対照的に表す作品が多く、例えば一つはガラス中央の一点から全面に細かいひびが走る。それと対をなす作品は、そのひびをルーターで削り出し、ひびと同様のパターンを人為的に作り出している。ガラスに入ったひびで表された世界地図も興味深い作品だ。この世界の脆さ危うさ。ISETAN MEN’S館へ秋濱克大氏の彫金作品を見に行く。チタンの羽根シリーズのペンダントヘッドやブレスレットが展示され販売されている。秋濱氏も来場して小さなチタンの羽根を作っている。チタンの羽根は軽やかな色彩が蒸着されて軽妙だ。チタンの天使がいる。

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