PICTURE DIARY 1101TH2018

pd20180111s
茨城へ。友禅染の石山修さんと蕎麦屋で昼食。きしっとして美味い。1階が蕎麦屋で2階が旅館になっている。広く陽当たりの良い庭を、白黒のぶち猫が芝を踏み締めてゆっくりと横切って歩く。天井や硝子戸、柱などに比べて、床や間仕切りの引戸や鴨居などが新しく、眺め回してていると、石山さんが中居さんに、テーブルは全部新しくしたんだね、などと声をかけている。この店もこの前の洪水で水に浸かったんだよ、と言う。そう言われて見ると、柱や硝子戸、庭の石灯籠などに痕跡が有る。1.5メートル辺りから色が違う。今は板張りにしてあるが、水害以前は畳敷きで、襖を外せば舞台も有る大広間だったそうだ。燦々と降る太陽の光を浴びて、蕎麦を繰りながら目を上げると石山さんの頭の向こうに痕の残る柱が見える。店の再開はただならぬご苦労があっただろう。無心に蕎麦をいただく二人。


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