PICTURE DIARY 1703SA2012


今日は一日雨。中学、高校時代に仲のよかった二人の友人の誕生日。何故か毎年思い出す。二人には今年の正月2日に、水戸の幼稚園からの友人、薗部のレストランで美大を目指していた頃以来の再会をした。少年の頃、同じ場所に生きながら、成長するにつれて進む世界、身をおこうとする世界が違うということに気付いた。友情に変わりはないのだが、目的に向かって夢中でもがいているうちに見覚えのある岸辺から遠く離れて行ってしまった。水戸で生まれ育ち、高校卒業と同時に列車で1時間程離れた父の故郷に家が越したために、たまに帰郷する場所が離れた町になって、17までの思い出と水戸の仲間や幼馴染みは、風景と共に心の奥底に封印してしまっていた。久し振りに会って変わったことは無かった。人は根本的には変わらないね。あっという間に少年の頃の友達同士に戻りながら話していると、経験して来たことや辿って来た道の印象はそれぞれに、生まれつきや個性をコーティングして、仕事の上での地位もあり少しは上品になっているかなと思ったが、しか
し、コーティングはすぐに剥落し、嬉しかった。大いに笑った。選んだ、または選ばれた仕事はそれぞれにそれぞれらしい。仕事は常に天職だと思う。人はどのような仕事に就こうとも、その他にどのような道も無い。必然の道。当日一緒に居た幼稚園からの仲間の一人、桜井が僕の展覧会の芳名帳にメッセージを残さなければ、この大切な仲間たちとも再び会うことは無かったかも知れない。隆太郎とのSUZUMO提灯も然り。生まれ故郷水戸との縁は続く。関と市村、誕生日おめでとう

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