PICTURE DIARY 1810SA2014

PD20141018s
ゆっくり眠ってゆっくり起きる。土曜日は心身の休養のために使う。いつも考えること。気に病むような物事の多い毎日の生活のなかで、絵を描く仕事の基本は見ることだ。見て感じたことを自分なりに、自分にも人々にも見えるものとして表す。もちろん、見たものの他にも聞く、触る、味わう、嗅ぐなどの感覚が加わる。意志や無意識と共に作品に反映することになる。自分を自分の感覚で素直に純粋な、あるいは中立な、どこにも偏らない状態を保ちたい。雑なものが同居しても構わないが、許容出来るものであれば。毎日の歩みの中で、色々な不要物を綺麗に洗い流すのは難しい。まとめてとなると更に難しい。午後のうっとりとした静けさの陽射しの陰で、細やかな自然の息吹きが生まれ、微細な、散り散りの創造力を育て、変性し、結び付ける。

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